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◆夫婦の辛口対談◆
とし:
ここで、全部、済んでしまうような宿だったね。すごく、楽チンだった。
あいこ:
ノリカ号(トゥクトゥク)とか、随分乗ったものね。
とし:
あぁ、あの藤原紀香がプレゼントしたという…随分、ドライバーが自慢してたなぁ。
結構、悪路に耐えてたよね。クバール・スピアンとか行く時、壊れるかと思ったけど…。
あいこ:
ガソリンとかも道端でペットボトルに入って売っていたし…。
とし:
自分で、一日いくらで交渉するより、最初から、宿つきのドライバーに頼んだ方が楽だね。
その分、多少、高いんだろうけど。
あいこ:
トシはいつも、お金のこと気にするわね。
とし:
重要だし…。あいこは、夕飯が気に入らなかったみたいだね。
あいこ:
味は良かったんだけど、あんまり貧しい料理で、ひもじかったの。
とし:
俺とか、あれで、充分だったけど…おかわりできたし。 ホントにおいしかった。
タイより旨かったけど…。
あいこ:
…そうなのよね、なんていうか…あんなに、質の悪い素材をよく、こんなにおいしく作った物だって、感心するわ。
とし:
質が悪いっていうか…豊富ではないよね。
あいこ:
…インドでは、質がよくても悪くても、どうして、こんなに不味く作れるんだろうって、不思議だったけど…。
とし:
まぁ、不味いって言うか、全部カレー味だったよね…ひどいな。
あいこ:
スタッフは可愛かったけど。
とし:
そうだね、みんなフレンドリーで話しやすかった。日本人宿にありがちな、なれなれしさがなくてよかった。
あいこ:
でも…あいこ、みちゃったの!
とし:
…なにを?
あいこ:
ドライバーとか男の子のスタッフはみんな、外で寝てるのを!家がないのかしら?
とし:
女の子は部屋があるみたいだけど…、どうなんだろうね…?
つい、最近まで、内戦してた国だし…。
あいこ:
トシ、聞いてみてよ!
とし:
えっ…そんな、聞くの悪い気がするんですけど…まじで、両親とか死んでそうだし…
あいこ:
ぶぅ…
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